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2002
CHARLOTTEコンベンション レポート
2002.5.10-5.23

トールペイントREPORT<CHARLOTTE コンベンションレポート

第30回SDPのコンベンションへ行ってきました。
今回は東海岸よりでの開催のため、日本人の参加は少なかったように思います。



我が家を出てからなんと24時間かかってシャーロットのホテルに到着。
翌日は一日疲れをとり、翌々日レンタカーを借りて、買い物へでかけました。



大きなモールの中にあるお店の一角。
プレートだけでもこんなに・・・・
なにかの参考になるかと思わずシャッターを押しました。
このお店にはかわいいカントリーの雑貨がたくさんあり、いくつか買ってきました。
インターネット販売のコーナーを覗いて見てください。





そして次の日、SDP主催のBiltmore Estate Tourに参加。
この写真はお城の中にあるワイン工場の入り口です。



そしてこれがお城。
お城の中は撮影禁止だったので
外観だけしかご紹介できないのが残念です。








いよいよ、セミナー開始。
初日はリアルな動物を描かれるので最近日本でも有名なKaren Hubbard CDAのセミナーでした。

毛並の表現を丸筆一本でしていきます。
とっても楽しいセミナーでした。


これが私の完成作品。
毛並みの表現がまだまだですが、私としては気に入っています。
ちなみにこれは「りす」です。(けっして「いたち」ではありません)

作品については、それぞれ著作権がありますので、
作品を無断で転載、コピー、画像の印刷はしないで下さい。





二日目。
Terry Brunner の素敵なhindeloopen の作品。




中央の女の人はみんな同じ図案で描いているのに、
それぞれ顔が違っていてとっても興味深かった。
ちなみに私はどうしても日本人の顔になりがちです。

作品については、それぞれ著作権がありますので、
作品を無断で転載、コピー、画像の印刷はしないで下さい。





三日目。


あこがれのHelan Barrickさんです。

何年か前に日本に来られたときにセミナーに参加しました。
またいつか教えていただきたいと思い続けての参加だったのですが、
今回は半日の顔の描き方の講義形式のセミナーだったので、ついつい居眠りしてしまいそうになり
一緒に参加した友達と学生時代の気分になりました。
そんなわけでこの写真はなんかボーっとしてるでしょ!(誰ですか?いつもと変わらないっと言ってるのは・・)

本当にいとも簡単に、なにげなく描かれる顔がとっても素敵なんです。
眠いながらもしっかり、描いておられるところは目に焼き付けてきました。
あと、顔の部分・部分の形のとりかたについても、とっても勉強になりました。
忘れないうちに、早く作品描かなくちゃ!






Display Roomです。
コンテスト部門入賞の作品とCertification Entrieの作品が展示されています。
検定合格者は今年も日本人がとっても多くてビックリ!






Helan Barrickのセミナーの後、
午後からMaureen McNaughton CDAのセミナーを受けました。
ストロークで描くとっても色がきれいな作品です。

このパンジー、丸筆で一本で描きます。それも一筆ないしはふた筆で・・・。
ストロークを練習するのにとってもいい作品です。アメリカでも人気の先生です。

このセミナーで優れものを教えていただきました。新しいペイントのふたをカバーごといっきに開ける道具です。
これもインターネット販売商品のページでご紹介しています。なかなか感動的ですよ。ホントに・・・・!

作品については、それぞれ著作権がありますので、
作品を無断で転載、コピー、画像の印刷はしないで下さい。





四日目。
各ブースを閲覧
これがとっても楽しいのでご紹介したいのですが撮影禁止なのです。
ここでみつけた日本ではあまりみない道具・素材もインターネットで販売しています。
数があまりないので早いもの勝ちです。




五日目。

Carolyn Phillipsのセミナー
Watercolor styleで描くパンジーでした。
淡い色調で私の好きな色合いをだすことができ、とっても満足しています。いかがでしょうか?
(真ん中の文字盤部分にはクラックルが入ってアンティーク仕上げになっています。)

この作品から友達と別れて一人でセミナーを受けたので、ドキドキものでしたが
そんなに英語がわからなくてもどうにかできるものだと、ちょっと自信がつきました。
音楽は万国共通というけれどペイントもそうだと思います。

作品については、それぞれ著作権がありますので、
作品を無断で転載、コピー、画像の印刷はしないで下さい。






六日目。



Jill Rody CDAの作品。
最後のセミナーです。
波しぶきの描き方が独特でおもしろかったです。
なんとこのセミナーに参加した日本人は私一人だったので
今この作品を持っているのは、日本で私ただ一人!なんかすごいと思いませんか?

作品については、それぞれ著作権がありますので、
作品を無断で転載、コピー、画像の印刷はしないで下さい。






コンベンション会場です。
泊まったホテルの窓から撮影しました。

前回アメリカのJOスタジオへ行った時はあの「テロ」がおきました。
そして今回は泊まったホテルの「火事」騒ぎがありました。

結局、火事ではなかったみたいなのですが、8階から非常階段で降り、ししばらく外で避難していました。
お国がかわってもこういう時はアメリカ人も興奮するらしく、
私に「Fireman」って消防士を指さして叫んでいるおば様がいました。
でもほんと、アメリカのFire man、かっこよかった!ョ。







ちょっと、「寄り道」
シャーロットから西海岸の「カーメル」へ。

とっても素敵な街でした。
ホテルのまわりもお店のまわりにも色とりどりの花がいっぱい!
雑誌でおなじみのドンナ・モーゼスのお店もここにありました。

友情出演。
一緒に行った友人の一人の後ろ姿。
わかる人には誰かわかると思います。
出演交渉してないけど・・・いいよね!




本当に素敵でおしゃれな街で、みんな「今度は買い物だけでゆっくり訪れたいね」ってぜいたくなことを思ってしまいました。





2週間ちかくの行程の今回のコンベンション・ツアー
やはり遠くて疲れてしまいましたが
その反面、得た物がとっても多かったツアーでした。

今回特に思ったことは、アメリカのトールペイントをされている年代の多くは
わりとお年をめされた方が多いということ。

じっくり・ゆっくり楽しまれていました。
あっという間に広がり、飽きてしまう日本人とは対照的だなと感じました。

また、いろんな人との出会いの中からいろんな事を学ばせていただきました。

そしてなにより一緒に行ったメンバーがすばらしく
毎日・毎日が笑いの連続!

トールペイントを通じて出会えたすばらしい人達に「感謝」です。
もちろん快く私を送り出してくれた家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんもぜひ技術だけを身につける事を目的とせず
すばらしい仲間と出会えるよう
心の修行も忘れずにトールペイントを続けていきましょう。


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